電王戦 棋譜 第3局 船江恒平 vs ツツカナ 結果は？

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人間と機械の頭脳の真っ向勝負！
5人 vs 5台の将棋団体戦 第2回電王戦も、いよいよ最終第5局を迎えます

第4局までで 人間1勝 コンピュータ2勝 引き分け1 となっており
決着は次の第5局に持ち越されています

4月20日に控える最終決戦に向けて、これまでの対局の棋譜をおさらいしましょう


まずは4月6日に行われた第3局
船江恒平五段 vs ツツカナ の棋譜です



--------第3局の棋譜------------

先手：舩江恒平五段
後手：ツツカナ

▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △７四歩 ▲５八金右 △８四歩
▲７八金 △３二金 ▲２五歩 △６二銀 ▲２四歩 △同　歩
▲同　飛 △８五歩 ▲２八飛 △２三歩 ▲２二角成 △同　銀
▲８八銀 △４二玉 ▲７七銀 △７三銀 ▲６六歩 △６四銀
▲６七金右 △３三銀 ▲４八銀 △３一玉 ▲５六歩 △７五歩
▲６五歩 △同　銀 ▲７五歩 △７六歩 ▲６八銀 △８六歩
▲同　歩 △４四角 ▲５五角 △同　角 ▲同　歩 △６六角
▲同　金 △同　銀 ▲２六飛 △７五銀 ▲５四歩 △５二金
▲５三歩成 △同　金 ▲２四歩 △同　歩 ▲７一角 △５二飛
▲６一角 △５一飛 ▲６二角成 △６一飛 ▲同　馬 △２二玉
▲５四歩 △同　金 ▲２三歩 △同　玉 ▲５一飛 △４四角
▲４六飛 △２二金打 ▲５四飛成 △９九角成 ▲２五歩 △同　歩
▲４三馬 △５五香 ▲５六歩 △８九馬 ▲８八金打 △７八馬
▲同　金 △６六桂 ▲６七銀 △５八歩 ▲同　銀 △７八桂成
▲２四歩 △同　玉 ▲５五龍 △４三金 ▲同飛成 △６八金
▲４九玉 △２七角 ▲３八角 △６六銀 ▲同　龍 △４二歩
▲６八龍 △４三歩 ▲７八龍 △５四角成 ▲２八香 △１四歩
▲５五金 △５三馬 ▲７六龍 △１三玉 ▲７二龍 △７一歩
▲７七龍 △８九飛 ▲６九歩 △８六飛成 ▲６八龍 △５四歩
▲４五金 △７三桂 ▲１六歩 △１二玉 ▲１七桂 △２六歩
▲１五歩 △同　歩 ▲２五桂打 △２三金打 ▲３六金 △４四歩
▲４六金引 △２四銀 ▲２六香 △３二金 ▲７四歩 △８五桂
▲７三歩成 △６四歩 ▲７四と △７七桂成 ▲５七龍 △４二馬
▲５五歩 △３五歩 ▲５四歩 △５六歩 ▲同　金 △３六歩
▲同　歩 △２七歩 ▲２九歩 △１六歩 ▲６三と △５二歩
▲４六歩 △１五銀 ▲５三歩成 △同　歩 ▲同　と △同　馬
▲１四歩 △２六銀 ▲４五金 △５一香 ▲１三銀 △同　桂
▲同歩成 △同　金 ▲３四金 △４二馬 ▲５二歩 △同　香
▲５三歩 △同　香 ▲１三桂成 △同　玉 ▲２五桂 △１四玉
▲５三龍 △３七桂 ▲同　銀 △同銀不成 ▲１三桂成 △同　香
▲２四金打 △同　馬 ▲同　金 △同　玉
まで184手で後手の勝ち

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船江恒平五段は順位戦C級1組の棋士
C級2組を初参加にして10戦全勝で通過するという
26年振りの快挙を成し遂げた若きエースです

対するツツカナは「人間らしい手」を指させることを
目指して作られた将棋ソフト
世界コンピュータ将棋選手権3位の実力を持つ強豪プログラムです
開発者は一丸貴則氏


第3局の紹介動画




184手に及ぶ長丁場の後、逆転に次ぐ逆転の大熱戦を制したのは
後手ツツカナでした

持ち時間4時間中、船江五段は投了時点で3時間59分を使い切っていました
最後は疲れ知らずのコンピュータの前に体力負けしてしまったという印象です


対局前、ツツカナ開発者の一丸氏は船江五段に最新版のツツカナを提供
一方の船江五段も、自身の公式戦の棋譜一式を一丸氏に贈りました

全力の相手と戦いたいという思いを込めて互いの手の内を全て明かすという
正々堂々とした清々しい1局となりました


この対局の結果は人間側に背水の陣を強いる形になりました
この時点で 人間1勝 コンピュータ2勝 となり、コンピュータ側にリーチがかかります

続く第4局は塚田泰明九段とPｕｅｌｌａ　αと対局です
絶対に負けられないプレッシャーを背負い、塚田九段はどのように戦うのでしょうか？


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